Friday the 13th: The Game

Friday the 13th: The Game

『Friday the 13th: The Game』は、IllFonicが手掛け、Gun Mediaが発売したホラーゲームであり、Windows、PlayStation 4|PlayStation_4、Xbox One、Nintendo Switchに対応しています。この作品は、パラマウント・ピクチャーズが権利を保有する有名なホラー映画『13日の金曜日』シリーズに基づいています。最初の日本での発売日は2018年7月13日と予想されていましたが、最終的には8月2日となりました。また、2019年にはNintendo Switch版が登場していますが、発売日は火曜日であったため、映画にちなんだ日ではありません。

2023年12月31日には、『13日の金曜日』とのライセンス契約が終了し、日本でのPlayStation 4|PlayStation_4版とNintendo Switch版の販売が終了しました。

ゲームプレイの概要

このゲームは非対称型の対戦アクションで、1人のプレイヤーが殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズを操作し、他のプレイヤーはクリスタルレイクのキャンプ場の指導員を演じます。最大8人が同時にプレイすることができ、プレイヤーはクリスタルレイクのキャンプ場を探索して、脱出方法を見つける必要があります。ジェイソンは特殊能力を持ち、指導員たちを追い詰めながら、彼らを殺していかなければなりません。

この作品は、2015年に開発された『Slasher Vol. 1: Summer Camp』の流れを汲んでおり、Kickstarterを通じて230万ドル以上の資金を調達し、2018年版『ギネス世界記録』に「クラウドファンディングで最高額を集めた映画原作ビデオゲーム」として認定されました。

ゲームシステム

『Friday the 13th: The Game』は、1980年代中旬を舞台にした半オープンワールドのサバイバルホラーゲームです。プレイヤーはそれぞれの役割に応じて異なる目標を持ちます。ジェイソンは各映画に登場するさまざまなバリエーションを選択でき、能力が異なるため、プレイするたびに新しい体験ができます。指導員たちは、脱出を目指すために車両を修理するか、警察に通報するために電話を修理しなければならず、これらを行うためには他のプレイヤーと協力することが求められます。また、シングルプレイヤー向けのモードが用意されており、トレーニングやマップの把握に役立ちます。

登場キャラクター

ゲームには多くのキャラクターが登場し、プレイヤーは10人以上の中から指導員を選んで操作します。各指導員には異なる能力が設定されており、それに応じて戦略を考える必要があります。ジェイソンの母、パメラ・ボーヒーズや映画版のヒーローであるトミー・ジャーヴィスなど、原作映画からのキャラクターも多数登場します。

音楽と開発背景

ゲームの音楽は、オリジナル映画を担当したハリー・マンフレディーニが手掛けており、サウンドトラックCDも予定されています。ゲームは2015年に開発が始まり、数々のイベントでトレイラーや実際のプレイ映像が公開されました。2017年に発売された際には、マルチプレイヤーモードのみの実装でしたが、後にシングルプレイヤーモードが追加されるなど、順次更新が行われました。

日本語版とその後

日本語版は2018年にリリースされ、ナツメアタリが制作を担当しました。声優陣には、多くの有名声優が参加し、キャラクターの個性を引き立てています。運営サービスは、2018年10月に新たに移管され、アップデート計画が進行中です。ゲームの売上は好評を博し、多くのプレイヤーから支持を受け続けています。

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